シャトー・レ・ブイッス2000
シャトー・レ・ブイッス
Ch. Les Bouysses
2000年ヴィンテージのカオール。
マルベック85%メルロー15%
胡椒やビターチョコのようなニュアンス。
カオールを労働者のワインと称することもあるが
濃く骨太で重厚である。
シャトー・チャンユー・カステル 蛇龍珠2009
驚いた。すごく良質なボルドーを飲んでいる感じ。しっかりしたストラクチャー。柔らかなスミレのような感じにシルキーなタンニン、エレガントでありそのうえ蛇龍珠の醸し出すチャーミングな個性は備えている。素晴らしい。
ワインベルトにガッツリ入っていながら
日本にワインはあまり聞こえてこない中国。実は世界6位の大ワイン生産国。ドイツやチリより上。
アイスワインやリースリングはたまに聞くけど赤ワインがかなり盛んらしい。
そんな中でブッチギリの知名度の張裕(チャンユー)
アメリカのベアフット、チリのコンチャイトロに次いで世界で3位に飲まれているブランド。
そのチャンユーがフランスのカステルと共同で山東省で手がける
「シャトー・チャンユー・カステル」。
優選級<特選級<珍蔵級<大師級とランクがある。
これは特選級。豪華な木箱に入り
日本での販売価格は5000円くらいとナカナカ高いがその価値あり。
ブドウは中国の固有種「蛇龍珠」(Cabernet Gernischt)を100%使用して造られる。
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「蛇龍珠」(シャーロンジュウ)Cabernet Gernischtはヨーロッパの赤用品種Cabernet Gemischt、が1800年代に中国に持ち込まれた際、GemischtをGernischtと間違えて綴ったものがそのまま定着したのではないかと言われている。カベルネ・フランの一種ではないかといわれていて、既に現存していない品種。
また、カベルネ・フランとカベルネ・ソーヴィニヨンの自然交配種に、
当時張裕の醸造を任されていたドイツ人が命名したという説もあり。
現在Cabernet Gernischtは中国(主に山東省)でのみ生産—————————————————————
アーネスト・ロベール ブルゴーニュ ピノ・ノワール2013
メニュ・プレミア・コート・ド・ボルドー ・モワルー 2016
サンテミリオンの「シャトー・クロ・デ・メニュ」のメゾン・リヴィエール社が造るコートデボルドーのモワルー(半甘口)ワイン。セミヨン、ソーヴィニヨン・ブラン。
ハチミツのような強い甘味とリンゴのような柔らかい酸味で、アルコールは13.5としっかりしてるのに、爽やかな甘口に仕上がっている。
シャトーペリコー2010
レンガ色のハイライトを持つルビーレッドの色合い。
まろやかで控えめなタンニン。
品のある樽の気配。
若草やハーブを感じる熟した赤い果実のアロマ。
少し若い酸味のあとに優し目の余韻。
右岸チックなメルロー主体ボルドー。
どーでも良い事なのだが
シャトーペリコー2010はネットでは2種類出ていて、
単に同名なだけよね?とみると
ボルドー市北東カヴィーニャックで
オーナーはジャン イヴ クーポンとあり
どうやら同じもの。
でもエチケットは全然違ってる。
いや、それもネゴシアンが違えばいいのだがPÉRRICOUとPERRICOUと微妙に表記が違う。。のもいいのだが
「シャトーの形が違うやんけ!」というのがツッコミどころでした。
シャトーの図案ってボルドーの定番だが、小規模シャトーともなると意外にいいかげんなのね。伝統様式のお屋敷が存在するのかさえ怪しい。